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ワンちゃんの介護補助グッズブランド"Happy Dog"
Happy Dogは、けがや病気、高齢化でワンちゃんの歩行が困難になった時に、人間用の
リハビリ器具のような製品があれば、飼い主様の負担もわんちゃんの負担も軽減でき、
ワンちゃんの散歩を援助する器具として、Happy Dogの開発に取り組みました。
大阪府立大学生命環境科学部獣医臨床センターが「株式会社モリック(代表取締役社長:廣瀬忠雄 本社:大阪府守口市)、
株式会社酒井工業(代表取締役:酒井誉史 本社:大阪府東大阪市)と共同研究を進めた機能回復を目指した犬用歩行補助具
(特許第4979834号)が完成しました。
全国で飼育されている犬の頭数は11,534,000頭(2012年:一般社団法人ペットフード協会調査)で、その犬の平均寿命は13.9歳、10歳以上の犬の占める割合が26.6%となり、着実に高齢化が進んでいます。
歩行に大きく影響を与える、犬の骨折、脱臼、関節炎、椎間板ヘルニア等筋骨格系の疾患の罹患率(アニコム調査)は平均では
8.7%ですが、11歳になると15%と大きく跳ね上がります。その歩行が困難になった犬の機能を復帰させる事を目指した、世界初のリハビリを兼ねた犬用歩行補助具が獣医臨床センターでの実証研究の繰り返しにより完成しました。
高齢化や肥満で散歩がしにくい犬の健康維持のため歩行を補助する器具として、関節炎、股関節不全、椎間板ヘルニア等により、
歩行が困難になった犬のリハビリ器具として使用できる製品です。
従来の犬用車椅子は、麻痺した前肢、後肢の代わりとなるもので在ったのに対し、この歩行補助具は、犬に専用ハーネスを装着し、四肢の付け根に、定荷重バネから引き出したワイヤーを取付けることにより身体を吊り上げ、体重の20%から40%を軽減させ
歩行を促す事により治癒改善を支援するリハビリを目的とした犬用歩行補助具です。
大阪府立大学・株式会社モリック・株式会社酒井工業の共同研究により開発しています。
Happy Dogは、平成22年度おおさか地域創造ファンドに採択されました。 |